書評ライターKonomuの苦悩

フリーライターの悩みと打開策、日々の出来事などいろいろ書いています。

何でもできるは何にもできないと同じだと思っていた

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きれいでしょう?須磨海岸から望む夕日と明石海峡大橋

今年の春でしょうか?失業したんです、と高校の先輩に言ったとき、それ本気であかんやつやん、と失笑を買いました。「アピールポイントや強みってなに?」と聞かれたときに、少し悩みました。何でもできるっちゃ何でもできる、器用にこなす、は強みにならないと言われました。「それじゃダメだよ。自分にしかない強みをアピールできなきゃ」同じことをデザイナーの友人にも言われたことがあります。

さて先日。今年8月頃でしょうか、少し関わらせていただいている神戸のせっけん屋さんの忘年会にお声がけいただきました。5名とこじんまりした忘年会で、私だけが初参加のはじめまして。皆さんクレバーな方ばかりで、とてもとても楽しかったです。どんちゃん騒ぎで飲めない酒をのまされる、飲めなきゃ怒られる。前の会社の忘年会とは大違い。)

そこでいろんな職種を経て今に至ること、何でも器用にこなせる分器用貧乏なんです、なんてことを話していると、「何言ってるの?器用貧乏は最大の武器よ」と言ってもらえました。組織に属そうとすると何でもできるは制約がかかるけれど、一人でやっていくときには潰しがきくのよ、と。「器用貧乏って器用な人のことを指すから、結局不器用じゃないんですよぅ」とも。

ちょっと自分に自信を持てた夜でした。

真空管のスピーカーでアナログレコードを流してくれるワインバーで、それぞれ来年の目標を宣言。「では、また来年、目標達成したか発表しましょう!」と言ってもらえたとき、来年のメンバーに私も入れてもらえたんだな、と思うとうれしかったです。がんばるぞ!