昨年書いた書評ですが思い入れのある作品です「君の膵臓をたべたい」
こんにちは。少し滞りました。反省。
この度、本ブログ内にて「書きました!」と書評を紹介してもいいですよ、と正式に許可をいただいたので、公開されたら随時アップしていきます。
お時間あるときに読んでもらえるとうれしいです。
さて、今日「書きました!」と紹介したいのは、2016年1月に配信された「君の膵臓をたべたい」の書評です。
本屋大賞にノミネートされた頃に執筆させていただきました。
スマホ版だとNot Foundになります。PC版のままご覧ください。(1年前の記事なので)
映画の主題歌はミスチルが担当するようですね。
私には書評を執筆するときの2つの心構え(掟といってもいい)があります。それは、
●いかなるジャンルであってもフラットに向き合うこと
●私が私であることを忘れること
好きなジャンル、そうでもないジャンル、得手不得手などありますよね。
ポイント1は、得手不得手など一切取っ払い、誰が書いたか、どんなジャンルかなど頭の中から放り出して「本」と向き合うことを意味しています。
ポイント2ですが、これが非常に難しいんです。
私が私であることを忘れる。
どういうことかというと、私の「感情」を本に持ち込まないということです。
どんな人が、どこで、どういう時期にその本と出会うかわからないからです。
私の心を大きく揺さぶったとしても、そうでない人もいるはず。
書評は読書感想文であってはならない、と考えています。
ブログで個人的におすすめしたい本は別だヨ。
その点、本作品は非常に難しかったです。
執筆後、本屋大賞2位に輝き、映画化も決まりました。
つまり、多くの人の心に響いた本ということです。
もちろん私の心も揺れ動きました、しばらく惚けました。何ごとが起きたのかと思いました。
書評を書くのに苦戦しましたよ。
書いた後、何度も何度も「私」がそこにいないかを確認しました。
1ヶ所、書評家として心を込めて書いた場所があります。
それがどこだか当ててもらえるとうれしいです。
キミスイ紹介記事「十代、二十代向けの青春小説、という枠には当てはまらない、もっと大きなテーマを持った作品」驚愕のタイトルに秘められた壮大なテーマ。何度も読み返したくなる小説 #君の膵臓をたべたい https://t.co/iXbVqvJJKc
— 積読書店員ふぃぶりお (@fiblio2011) 2016年1月29日
こんなtweetがあったのか。うれしいですね。