書けば書くほど思考の迷路に迷い込む、それが書評
あと38時間ほどで2017年も終わりですね。
結局あまりブログを書けなかったなぁ。
新聞社のWebサイトで書評を手がけさせていただくことになって早1年半が経ちます。
今年は31冊、担当させてもらいました。
最初に読んでくれるのが案件担当者。
それ以降は(おそらく)出版社の担当者。
そのあと公開になって、いろいろな人の目に触れることになります。
公開の度、読んでくれる人もいます。
「読みたくなった」という言葉が一番うれしいです。
1年半前の書評を見ると文章はそれはそれは拙いもの。
でも、今よりもっとシンプルに本と向き合えていた気がします。
さて、今年公開された書評はこちら。
本ブログにURLを貼っていいと言ってくださった担当者に感謝です。
個人的に衝撃を受けた作品の書評の冒頭におすすめマーク「★」をつけています。
後半に出てくるかと思うので、そこそこ頑張ってスクロールお願いします。
こちらは表紙もですが、中に撮りおろしがあってトップコート(松坂桃李くん・菅田将暉くん所属事務所)最高!ってなります。
GReeeeNは兄弟の絆から生まれた。大人気ボーカルグループにまつわる感動ストーリー https://t.co/99V4FTodHf #西日本新聞 #キセキーあの日のソビトー #GReeeeN #松坂桃李 #菅田将暉
— 朝日新聞出版 お知らせ (@asahi_pub_PR) 2017年2月13日
★真の教養人になるための指南本! あなたはわかりやすく伝えていますか? - 西日本新聞
こちらはビジネスパーソンにも在宅ワーカーにも、子育てママさん・パパさんにもおすすめです!
書くことを仕事にしている人にも、文章の書き方のノウハウ本よりもずっとためになると思います。
『謎解きはディナーの後で』の作者さんの作品です。
★強靭かつ繊細。異質な存在感を放つ、女性公安刑事が主人公のノワール小説 - 西日本新聞
最近の警察小説の中では衝撃的な作品。
続編連載も決まっています。
ニューヒロイン誕生!といったところです。
とにかく面白いので、ぜひ多くの人に読んでほしい。
西日本新聞さんで「十三階の女」の書評が掲載されています。大絶賛ありがとうございます😭
— 吉川英梨 (@yoshikawaeri) 2017年9月8日
今月末から始まる続編にも触れて下さって嬉しい限りです。
強靭かつ繊細。異質な存在感を放つ、女性公安刑事が主人公のノワール小説 https://t.co/uD2JnXslyv #西日本新聞
★もし過去に戻ることができるのなら、あなたはどんな未来を選びますか? - 西日本新聞
タイムパラドックス要素を含む小説、さらに洋書訳書は非常に苦手とするところなのですが、これはタイムパラドックスの違和感を最小にしつつ、かつ、人間味の深い作品です。
不覚にも泣いた。
会いたい誰かがいる人は、この本読んで、心の澱をほぐしてほしいです。
★姫川シリーズ待望の最新長編! 世相を巧みに描いた社会派ミステリー - 西日本新聞
姫川シリーズはやはりおもしろいです。
本作は、日本が直面しているさまざまな国際問題、社会問題が盛り込まれていて、読んでいて胸が痛くなりました。
★自由に生きることを大切にすれば、しあわせに生きられる! - 西日本新聞
いやぁ……年収を見て婚カツしているような女性にぜひ読んでもらいたいです。
お金の話がわかりやすく書かれています。
「自由に生きることを大切にすれば、しあわせに生きられる!」 https://t.co/fgmAN1y6PP 西日本新聞さんに『専業主婦~』を書評していただきました。ありがとうございます。
— 橘 玲 (@ak_tch) 2017年12月11日
このむさんの書評とあわせて。https://t.co/XhVafmiyyn
— 名もなきライター(S.Watanabe) (@writer_noname) 2017年12月29日
★上海租界に実在した上海自然科学研究所を舞台とした壮大な歴史ロマン - 西日本新聞
フィクションとノンフィクションが混ざっていて。
以前、ちきりんさんのブログで読んだ中国にある人体実験施設とかかわっているんだろうな、と思ったり。
2018年分もすでに3冊、手元に届いています。
大御所作家さんのものがあるのでドキドキです。
話題の書籍もありワクワクです。
私は小説を担当させていただくことが多いので、ハウツー本や自己啓発本を紹介することはあまりありませんが、小説は自分が歩むことのない人生を経験することができます。
ぜひ、小説を通して疑似体験を。
最後になりましたが、アマゾンアフィプログラムに参加しています。
まだ使い方がよくわかっていないのですが、本気おすすめ本の紹介のときは使わせていただこうかな、と思っています。