書評ライターKonomuの苦悩

フリーライターの悩みと打開策、日々の出来事などいろいろ書いています。

自尊感情の低さ・欠如

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ギリシャに行ったのは2015年7月。もう1年も前になるのか、懐かしいな。1年の間にいろんなことが変化したけれど、それらもきっと必要なことに違いない。

録画していた『逃げるは恥だが役に立つ』を見ていて(なるほど!)と思ったことがありました。

自尊感情の低さ、欠如。

ドラマ内では星野源演じる津崎平匡の異性関係に対する自尊感情が分かりやすく分析されていましたが、私も意外と自尊感情の低い人間です。欠如に近いかもしれません。ただそれは外見に関するものではありません。自分の写真を躊躇なくアップするほどなので。

考えられる大きな要因は、周りにいる人達がみんなすごいこと。高校・大学時代の友人もそうですが、特に血縁関係。誰かに比べられたことはないけれど、自分で比べてしまう。

まず一番身近な実弟。何やってるのか凡人の私には皆目見当がつきませんが、彼は本当にすごい。小中高、そして大学まで同じだったのにこうも差があるとは不思議です。
さらに親戚。祖父はiPhon6s/Plusにも使用されている合金の研究者の一人でした。叔父叔母、従妹もすごい。なんやねん、みんな、というくらいすごくて多才です。
高校時代の友人もそう。大手企業に勤めながら、しっかり家庭も築いている一方で、私はフラフラと何をしているんだろう、と。留学時代の友人もそう。

他にも要因はありますが、それは個人的なものであって、グチグチ述べても生産性もないので控えます。

「比べるべきなのは昨日の自分や昨年の自分だと思うの。 少しでも他の人にとって、世の中にとって良いことをしてれば、それは素敵なことだと思うの。」
こう言ってくれた人のこの言葉をメモした紙をいつも持ち歩いています。

「ネガティヴ一瞬、ポジティヴ一生」
これも自分にとって必要な言葉です。

言い聞かせておかないと、自分の立ち位置や存在がよくわからなくなってしまう。世の中すごい人ばかりじゃないのよ、とカウンセリングの先生に言われても(そんなことない)ってズブズブ落ちていってしまう。

『逃げ恥』第3話、良かったな。自尊感情の高い人は成功体験を振り返ることでどんどん自信をつけるらしい。私も成功体験をワイン片手にソファで眺めながら「私ってすごいやん」とナチュラルに感じられるようになりたい。