書評ライターKonomuの苦悩

フリーライターの悩みと打開策、日々の出来事などいろいろ書いています。

the HIATUSのパフォーマンスも素晴らしいが、ビルボードライブ大阪のスタッフも素晴らしい。

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個人的にはベストポジション

「お客さまのご予約は、1stステージのようですね……」
「え……?45番では?」
the HIATUSビルボードライブ大阪に初登場!だったの意気込んでビルボード大阪へ向かったのですが、まさかの予約行き違い。95%の確率で私の記憶違いかと思います。
私が到着した時点では、1stステージはすでに終演。頭真っ白になっている私に受付スタッフが「少し確認してまいりますので少々お待ちください」と言ってオフィスへと向かっていきました。
ビルボード会員ですら予約困難、ソールドアウトのライブなのに、記憶違いで入れないって泣く!と思っていたら

「サービスエリアで100番に近い順番でしたらご案内可能です」と戻ってきてくれました!

「ですが、1stステージと同じく、その番号ですとステージ全体が見えるお席へのご案内が困難となります。ステージ両脇、ほとんど端のお席になりますがそれでもよろしいですか?」
「かまいません!むしろ端希望だったんで!」

www.billboard-live.com

実は私はthe HIATUSの楽曲を知りません。どんなバンドなのかもよくわかっていません。ただただ伊澤一葉さんのピアノを弾く手元を見たくて予約したステージだったんです。ライブハウスやホールでは間近で見ることなんでできませんから。
むしろ「予約番号45番」で席に悩むよりは、端の席という限られた選択肢のほうがありがたい。
ブルーノート東京モーション・ブルー・ヨコハマでの公演が続くので、ライブの詳細については記載を控えますが、ビルボードの雰囲気にピッタリなアレンジに仕上がっていました。私の席からはバンド全体を見ることはできませんでしたが、ステージを見つめるお客さんの真剣なまなざしや笑顔を見ることができ、いつもとは異なる楽しみ方ができました。

いやぁ……一葉さんの指の動きには圧巻でした。STEINWAY & SONSから紡がれる旋律に、ただ耳を傾け息を呑むばかり。 

Hands Of Gravity

Hands Of Gravity

 

このアルバムに終了されている「Clone」は早くも”神曲”としてファンの心を魅了しています。楽曲をまったく知らない私もこの曲には心奪われました。 



さて、ビルボードライブ大阪の仕組みを少しご紹介します。

ビルボードライブ大阪の仕組み
まず会場前で予約時の名前を告げ、番号表を受け取り受付を済ませます。
その後、番号順に会場内へと案内されると、再び受付の確認があります。入場前に大きな荷物やコートなどを預かってくれるクロークもあります。大きな傘は原則持ち込み禁止、鍵付きの傘立てに置きます。

ここからが優雅な時間の始まりです。一人ひとりに案内スタッフがつき、どこからステージを見たいか、どのような楽しみ方をしたいのか、こちらのリクエストに沿うような席を案内、そこまでエスコートしてくれます。「あちらのお席です」と放置されることがありません。(※ただし、これはサービスエリアのみです)

ClubBBL会員であれば、ワンドリンクはフリー(1,080円までのドリンクが対象)
ライブ終了後に、チケット代と飲食代の清算となります。


ライブ終了後の混雑を避ける方法
裏技ですが、ドリンク、フードのオーダーが終わった時点で会計することができます。人気ライブですと、どうしてもキャッシュカウンターが混雑するので、会場を出るのに時間がかかります。終電時間を気にしたくない方にオススメの方法です。

服装について
なんとなく敷居が高そうなイメージのあるビルボードライブですが、ドレスコードは特にないんです。ゆったりした空間で音楽と食事を楽しむ、それだけ考えて気軽に足を運べる場所なので、好きな服装で大丈夫です。フェスやライブハウスのようにタオルをぶんぶん振り回すシーンはありません。

ソールドアウトだったとしても……
当日のキャンセルなどもあります。お近くであれば直接会場で確かめてみてください。ひょっとしたら入れることもあります。入れるよう努力してくれます。

今回は、ビルボード大阪のスタッフの皆さまに感謝と尊敬の気持ちでいっぱいです。私の記憶違いにも関わらずていねいに対応してくれた受付の方、本当に多くのお客さんがいらっしゃる中、いつもと変わらない笑顔で接してくれた案内係、オーダーを取ってくれたホールスタッフの方。おかげさまで素敵な時間を過ごすことができました。

よく、スターバックスマクドナルドでアルバイトをしていた学生は、社会人としての基本が備わっていると言われていますが、ビルボードの接客も素晴らしいものですよ。機会があれば、臆することなく足を運んでみてください。