書評ライターKonomuの苦悩

フリーライターの悩みと打開策、日々の出来事などいろいろ書いています。

意外な奥深さを持つアプリ『ひとりぼっち惑星』本当に伝えたい想いは相手がいてこそ生まれる

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昨日、友達から「ひとりぼっち惑星やろーよー」とメッセージをもらいました。彼女が楽しそうなのと、『ひとりぼっち』というネーミングに惹かれて早速ダウンロード。

遊び方はアプリからだけではまったくわからないのでインターネットで「ひとりぼっち惑星 遊び方」と検索してからのほうがいいです。そうすればすんなり遊べます。誰に届くかもわからないメッセージを送信し、誰から発信されたのかもわからないメッセージを受信する、ソーシャルのようでソーシャルでないアプリです。

ジンコウチノウ同士が戦ってバラバラになった部品やパーツを拾い集めてポイントに変えていくのですが、まず画面のあちこちに散乱した部品をきれいにしていくのが楽しい。

最初に受け取るメッセージ6通は、アプリのデフォルトで、新たな星に居住地を求めて地球を出ていった人たちから届きます。ノアの箱舟的な感じです。

その後のメッセージはこのアプリを使用している顔も名前もわからない人たちから届きます。私が最初に受け取ったメッセージは「おっぱい」でした。どこにでもこういう人はいるものですね。

部品やパーツをたくさん集めると自分から送信することもできます。
ところが。いざメッセージを送信しようと考えてみても、ちっとも思い浮かばないのです。誰にともなく向けるメッセージなのに。

誰かに届けたいという想いと、その誰かがはっきりとでもぼんやりとでも、自分の中でイメージとして確立されているからこそ発信できるのかもしれませんね。

なので時間が経てば経つほどちらかる部品やパーツを拾い集めては、受信することに楽しみとやりがいを見出しています。

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小野妹子に何か伝えたいことがあるんでしょうかね。何億光年と離れた星からのメッセージという設定であれば、今届いてもおかしくない。こういうセンスは嫌いではないです、むしろ好きなほうかも。でも、もっと素敵なメッセージを受け取りたいなぁ。

このアプリ、ある程度時間を区切って使わないと「あぁ、ここにも部品やパーツが落ちている、拾わなきゃ」となってしまうのでキケンです。